第48回国際福祉機器展ポスター
- 2021/11/11
明日まで東京ビックサイトで開かれている国際福祉機器展に際し、小生がポスターを担当しております。お近くの皆様、ご高覧いただけましたら幸いです。コロナ禍で入場者数が気になるところではありますが、福祉に幅広く関連する皆さんが集まられ、例年ですと三日間で12万人以上の来場者がいらしている大規模イベントだそうです。ポスターは、長野県小谷村のブナの巨樹です。根本のあたりで幹が大きく5本に分かれていて、圧倒的な存在感があります。おそらく画面手前にもう1本の幹があったのでしょうが、雷か強風の影響で朽ちてしまったのでしょう。しかし、そのダメージをかばうかのように、周囲の幹が力強く手を取り合って成長していく姿に、今我々を取り巻く福祉の環境を重ね合わせてみました。超高齢化社会を迎え、我々一人一人ができることを自問自答し、老若男女が手を取り合って福祉の輪を広げ、この社会を力強く乗り越えていこうではありませんか。この巨大ブナの息吹が、そのように語っているような気がしてなりません。自然を見つめることによって、見えてくる未来の姿があります。